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チャネリングってどういう言葉?英語から分かりやすい解説を試みる

チャネリング。
スピリチュアルや精神世界、あるいはオカルトに触れていると見聞きすることのある言葉だと思うのですが、皆さんはどのようなイメージを持っているでしょうか?

スピリチュアルとか精神世界とかでよく聞くなんて…なんか怪しそう

聞き慣れないカタカナだし、調べても大体説明がフワッとしてるしで、
結局何なのかよく分からない、難しい!

もしかすると、そんな風にお思いかもしれません。

…正直、お気持ちは分かります。

ただでさえ日常生活であまり使わないカタカナ言葉なのに、説明もどうにも曖昧になりがち…
「なるほど、分からん」と感じるのも無理はないと思います。

そもそも、スピリチュアルに触れている人たちでも、スピリチュアルという領域で色々とやっているような人たちでも、そういう分野以外で使うことはあまりない言葉でしょうからね(※個人の感想です)

ただ、一方で…

「どうしても言葉や文字情報だけでは説明しづらいところがあって、そういうところも語弊がないように説明しようとすると、なんかこう…フワッとした表現になりがちなんですよね~!」

というのが、スピリチュアルやチャネリングに触れている人間の本音でもありまして……(※あくまで地宮みさと個人の感想です)

先達も、(しっかり現実的に向き合ってこられた方であれば)言葉を尽くして何とか表現しようとしてきたのだろうと、大変勝手ながら苦労を偲ぶ思いになったりもします。

ですが、だからこそ。
チャネリングというものを説明するにあたって、言葉そのものとイメージが結びつきやすくなるようにすることも大切だと、私は考えました。

というわけでまずは、言葉の意味やニュアンスを取り上げるところから、このシリーズを始めていきたいと思います!
目指すは日本一分かりやすいチャネリングの解説!(目標として宣言するだけなら語弊はない精神)

目次

「チャネリング」を英和辞典で調べると…

さて、改めて今回取り上げる「チャネリング」という言葉。意味自体は、結構シンプルだったりします。
特に、元々の英語から読み解いてみると、どんなものなのか、かなりイメージがしやすくなるんです。

まず、「チャネリング」は“channel”という動詞がもとになっていて、これに-ingをつけた言葉が”channeling”(チャネリング)になります。
動詞に-ingがつくと、「~している」と進行形として使われるほかにも、「~すること」という名詞になる場合があるからですね(「学校で習った!」「懐かしー!」という方も多いはず!)

では、“channel”とはどんな動作を表す動詞なのでしょうか?

英語に触れる機会がある方にはおなじみであろう英和英辞典サイト、英辞郎 on the webWeblioによると、
今この記事で取り上げている意味合いに近い、「霊媒を行う」という使われ方もされていますが…

「チャネリングとはつまり霊媒です」「ニューエイジの流れで、霊媒を指す言葉として使われるようになって今に至ります」
…とだけ言ってしまうと、冒頭の前フリは何だったんだという話になりますのでw
もう少し、私なりに掘り下げてみることにします。

動詞としての使われ方では、以下のような意味があります。

  • 水路や運河を通す
  • (水などを)(水路やパイプなどで)運ぶ、流す
  • (情報・関心・努力などを)(ある方向に)向ける、向かわせる、流す

こうして並べてみると、いずれも、
「ある地点から、別の方向へ、流動的なものを向かわせる」
あるいは、もう少し別の表現をするなら、「Aという場所から、Bという別の場所へ、流れるものを流す」
といったニュアンスがあることが見えてきませんか?

…さすがにちょっとザックリしすぎている気がしないでもないですが、
これくらいのほうがスッと頭に入ってきやすいと思いますから、ひとまずそのまま進めてしまいます!

「チャネリング」という言葉が表す行為

さてさて、チャネリングを理解するにあたって重要になるのは、3番目のこちらの意味。

「(情報・関心・努力などを)(ある方向に)向ける、向かわせる、流す」

これは、水だけでなく、情報やエネルギーなども「向かわせるもの」「流すもの」として捉えられる
ということを表しています
(※ここでいうエネルギーは、「物理的な仕事をする能力」だけでなく、「気力や活力」も含む広義的な意味です)

そして、チャネリングというのも、実のところ、
「A地点からB地点へ、情報やエネルギーを向かわせる」行為と言えるものです!

なぜそう言えるのか?については、
ここにまとめてしまうと文章が長ったらしくなってしまうため、また別の記事で改めてお話ししますが……

先にひとつイメージをご紹介しますと、
通信や電話などに近い感覚だと思っておくと、次回以降の記事の内容が掴みやすくなるかと思います。

名詞としての”channel”から見えてくる「チャネリング」

では、もう少し、辞書的な意味から紐解く「チャネリング」について、話を続けさせていただきますね。

この”channel”という単語、実はそのまま名詞(-ing形とは異なる事物を指す言葉)で使われることもあります。
具体的には、「水路」「運河」「海峡」といったものを指す言葉として使われていますね。

一方で、これらとは全く別のものを表す意味も持っているんです。
それも、私たちのかなり身近なところで使われているのですが、ご存じですか?

「チャンネル」とカタカナで表記すれば、ピンとくるのではないでしょうか?

そう、テレビやラジオ、Youtubeなどでよく言われる、あのチャンネルです!

英和辞典を見ている限り、英語の”channel”が「チャンネルを合わせる」という行為を表す動詞として使われることはないようです。
ですが、スピリチュアルで用いられるチャネリングのほうに注目してみると、「チャンネルを合わせる」というイメージと非常に結びつけやすかったりします。

その理由は、「なぜテレビやラジオが、特定の放送局が放送している番組を受信できるのか?」の仕組みにありまして……

テレビやラジオの番組を見聞きできるようにするためには、
「何らかの手段を用いて、受信側の周波数を、各放送局が発する電気信号(電波)の周波数と同じにする」必要があります。

これがいわゆる、「チャンネルを合わせる」という行為ですね。
つまり、「チャンネルを合わせる」行為とは、発信する側の周波数と受け取る側の周波数を一致させる行為であるわけです。

今でも、ラジオやCDラジカセを使ってラジオ番組を聞いている方は、つまみなどを使って「チャンネルを合わせて」いるかもしれません。
テレビやスマホ、PCなどでは、ボタンやタップ、クリックひとつで切り替わるのが当たり前になっていますが、それでも原理は変わらないままです。

そしてこれこそが、チャネリングに通じるポイントでもあります。

テレビやラジオなどの機器を使って、放送局の発信する電波に合わせて番組を受け取るのと同じように、
受け取りたい側と、情報を発信する側との周波数を合わせる行為は、チャネリングにおいても非常に重要になるからです!

先ほど、「チャネリングは通信や電話に近い感覚」と書いたのも、「周波数を合わせる」ことがキーになっていることが理由にあります(通信や電話も同じような原理を用いていますからね!)

まとめ

この記事では、「辞書に載っている意味や、そこからのイメージ」に絞って、チャネリングについて綴ってきました。
最後に、今回書いた内容を整理してみます。

「チャネリング」という言葉のもとになっている“channel”という英単語は、以下のような意味合いで使われます。

  • (情報・関心・努力などを)(ある方向に)向ける、向かわせる、流す
  • (テレビやラジオなどの)チャンネル、放送局

だからこそ、スピリチュアルで言われるチャネリングという行為も、

  • A地点からB地点へ、情報やエネルギーの流れを生み出す
  • 送信側と受信側の周波数を合わせる

といった、言葉の原義から察せられるような要素を持っているとイメージできるわけです!

こんな感じで連想してみると、チャネリングという言葉も、ちょっと分かってくる感じがしませんか?

とりあえず今は、言葉の意味は分かった!

と、感じていただけたら嬉しいです!

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